いよいよ10月から、インボイス制度が始まります。
準備は怠りないですか?
やはり、番号を付したハンコは当分必要かもしれません。
先日、某パン屋さんのイートインで遅いランチを取っていたときのことです。
後ろの席で、何やら会話が聞こえて来て、その様子から、テレビ会議をしてる!?
ここは、人が集う食事の場なのに…
話の内容から、外国人派遣労働者を手配するお仕事のようでした。
パスポートがどうのこうの、ANAがどうのこうの、来てからの住居がどうのこうの、挙句に「そのうち転職してもいいし」とか…
食事を済ませ、その方の後ろから、ノートPCの画面を見たら、インドネシア系の方々4人とのやりとりのようでした。
まずいぞ、これはまずい。
会社の方は、このことを知っているのかなぁ、Pマークを取っているとしたらアウトじゃないのか、とか色々思いましたが、その前に、感覚としておかしいのでは…
会計事務所も、税理士法の改正で、外での仕事もOKとなりましたが、リモート監査をやっている人が、飲食店でやっているとしたら…オソロシイ…
電車内でも、膝にPCを置いて、書類を見ながらお仕事をしている人がいますが、画面も目隠しシートを貼っていなければ、まる見えでござる。
壁に耳あり障子に目あり
コロナが蔓延し始めた頃に、横須賀に移住してきました。
それから3年、東京地方税理士会横須賀支部には、不義理ばかりで申し訳なく思ってはおりますが…
思ってはおりますが、もう世捨て人になっているので、こらえてつかぁさい、の心境です。
コロナの影響で、在宅、在宅、また在宅で、ここにきてやっと、在宅での仕事が身についてきたところです。
横須賀に来て、毎日海を眺め、海の見える公園に犬を連れて散歩に行くというのが日課であり、健康法になっております。
観光地なので、いろんなイベントもあり、楽しみには事欠きません。
映画館もあり、ショッピングセンターもいくつもあり、劇場もあり娯楽や買い物にも不自由はありません。
食事をするところも、勇気を出してドアを開ければ、女性たちが集っているカフェや食堂も多いので、あちこち探訪しております。
ほんとに、外食をする女性、おばあちゃん二人連れや、女性一人で食事をしている人が多いと感じます。
ステーキを食べるおばあちゃんたち。元気の源ですね。
軍港の街なので、米兵も多く、犬を連れて歩いていると、駐留米軍の家族の人たちと交流することもあります。
移住して良かったと、今は思っていますが、いかんせん、人口流出で市の財政が苦しいとのことで、以前はよくやっていたふるさと納税も控えております。
私には住むには快適なサイズの街、横須賀です。
追記
大正元年から4年間。
曾祖父が、今はなき第3海堡の建設のため、横須賀に赴任していたそうです。
曾祖父は、日露戦争時代、203高地で負傷して北海道で治療を受けていたそうですが、傷が癒え、工兵部隊で築城のエキスパートということで、浦賀隧道での海堡建設のため、横須賀に赴任してきたらしいです。
コンクリートを海に流し込んでの建設で、苦心惨憺、完成したものの、関東大震災で瓦解し、戦後、船の航行の邪魔になると、完全撤去されてしまいました。
このあたりの事は、三笠ターミナルにある、猿島行きの船の切符売り場の展示に詳しいです。
そういうことで、ほんの少し、横須賀とは縁があったのかも…。
税理士会の無料相談会、今年で35年くらいご奉仕をしている(笑)
平成元年あたりでは、確定申告の用紙はB5用紙を縦につないだような変形の用紙だった。
無料相談会では、基本は納税者が自筆で記入するのが原則だけど、「字が書けない」「見えにくい」という高齢の方に配慮して、計算して記入して差し上げていた。
その当時からも「いつまでも会場に足を運べない。将来の申告は…」と言う方もいらして、そうだよなー、寝たきりになったり、認知症になったら…と。
私の両親が若年期に認知症や神経障害症を患い、入院措置を取らざるをえなくなり、事務的なことは私が代行していた。
昨今、お一人様が増えたり、子供がいても離れて暮らして頼めなかったり、という事情の方も増えている。
今回の相談会でも、この先が不安、と言う方がいらした。
そこで、税務的なことはマイナンバーが活躍するのではなかろうか。
年金、健康保険・介護保険、生命保険・地震保険、医療費は、それぞれにマイナンバーが紐づけできるようになり、公金の出納についても口座を紐づけできるので、特記事項がなければ、国税と地方税はそれぞれのお役所がやってくれる、というのがデジタル庁の考えている未来ではなかろうかと。
マイナンバーや政府にアレルギーのある方には、迷惑な話でしょうが、効率よく事務手続きを済ませるには、マイナンバーが有効なのではないでしょうかねぇ。
昨年、ああでもないこうでもないの「電子帳簿保存法」が、かなり緩く改正されて、「電帳法」を遵守しないと青色取り消されますよっ、と走ったのにぃ。
と、がっかり感と、一応お伝えしておきましたよというやり切った感はあります。
企業さんにばかり押し付けないで、隗より始めよ、でうちも保存しておかなくちゃなぁ、と思っていたところ、そうだ、今年からは、紙での保存ではなく、PDFでメディアに保存しておこう、と思い立ち、わざわざ外付けの大きめのメディアを用意し(形から入るタイプ)、電子申告した申告書等を保存することに。
会計データも、電子帳簿タイプで持っておけばいいのでは、ということで、ペーパーレスを、今年より始めようと思いました(遅きに失した感はあるw
今年は、インボイスも始まるし、これも、ああでもないこうでもない、となっていくのかどうか…
先日、所属する支部の事務局から、訃報メールが回ってきたのですが、他支部の方ながら、どこかで見たような名前…と開けてみたところ、あ、この人、知ってる…
今を遡ること40年前、税理士受験学校に通うことにして、最初のクラスで一緒になり、机を並べて勉強していた方でした。
ご家庭のことなどは個人情報になるので差し控えますが、非常に美人で私より年上の方でした。
その時話していたお子さんが、彼女の喪主になるようです。
それから40年、クラスを変えたり、受験学校を変えると、もう会うこともない関係でしたが、ずっと同じ場所で開業していらしたようです。
ただ現役のまま亡くなったのは、顧客に対して問題あるかも、と色々考えたりします…
インボイス制度で、免税事業者が圧迫される、というムーブメントのようなものも春先に散見されました。
ちょっと違うけど、と思ったのは、令和5年10月からインボイス制度が始まり、免税事業者からの仕入れが課税仕入れにならない!訳ではなく、免税事業者からの仕入れも、2年間は80%、その後の2年間は60%を、課税仕入れとみなす、という宥恕規定がある。
だから、即、排除とはならない。
そして、日本税理士連合会から「ずっと免税事業者からの仕入れを80%課税仕入れとみなしてあげて」と申し入れをしているから、ひょっとしたら、となるかもしれませんよ。